オールドメディア VS ネットメディア

インターネットの発達により、情報発信はテレビなどのオールドメディアから、SNSなどのネットメディアに移行しつつあります。

収益面では、オールドメディアの収益は主に企業スポンサーの広告料ですが、ネットメディアの収益はネット民(大衆)のカンパが相応しいと考えられます。大衆のカンパによって収益化されることで、大衆の意向(民意)が反映されるようになるからです。

また、ネットメディアで発信される一次情報は玉石混交ですが、一次情報を収益化することで、珠玉の情報を浮かび上がらせることが可能となります。 多くの人々が「一次情報を収益化するシステム」に参加されることを望みます。

一次情報を収益化するシステム

個人がSNSに一次情報を発信し、それを世界中の不特定多数の人々が受信し、各自の満足度に応じて投げ銭するシステムです。

このシステムを利用するのに必要な手続きは以下の3つです

1つ目はJibangoIDの取得です。JibangoIDは世界で唯一当サイトが発行する、同姓同名の無いデジタルIDで、世界中の誰もが取得できます。

2つ目はBitcoin addressの取得です。不特定多数の人々の最大のものは人類ですが、人類規模で使える通貨はBitcoinです。Bitcoin addressはその口座番号です。

3つ目はJibangoWalletで、JibangoIDとBitcoin addressをヒモ付けたものです。

この3つによって、個人がJibangoIDを表示しつつ一次情報を発信し、世界中の不特定多数の人々がその情報を評価し、JibangoWalletを使って発信者にBitcoinを投げ銭することができるようになります。

JibangoIDの取得

SNSなどのデジタル空間では、個人を識別するのにデジタルIDが必要です。デジタルIDには中央管理型のものと分散管理型のものがありますが、総数が特定できない人類規模の不特定多数の集団に対しては分散管理型のデジタルIDが適しています。

分散管理型のデジタルIDとは、単純に言えばシリアル番号のことです。素のシリアル番号だと覚えにくいので、シリアル番号を「年月日時分秒」の時刻に変換したのがJibangoIDです。
JibangoIDを取得すれば、個人は人類規模の広いデジタル空間で、たった1つの「名前」を手に入れたことになります。

JibangoIDを取得する際に、任意のword(name等)を入力し、passwordが発行されますが、個人がそのJibangoIDの所有者であることを証明するのに必要なので、画面をスクショまたは印刷(PDF)して大切に保管しておきましょう。

(→JibangoID


話が本題からそれますが、分散管理型デジタルIDによる本人確認は、公開鍵暗号方式(秘密鍵を使って元の文字列を復号できる者が本人と確認できる方式)なので、本人が秘密鍵を盗まれない限り、なりすましすることは不可能です。
JibangoIDを用いた分散管理型IDによる本人確認を当サイトで実体験することができます。現在、主流の中央管理型IDによる本人確認に後から外付けで実装することも可能です。

(→本人確認)

Bitcoin addressの取得

Bitcoin addressの取得は、bitaddress.orgで行います。(※残念ながらPC環境のみの対応で、スマホには対応していません。)

bitaddress.orgにアクセスしてマウスに触れると、いきなり文字列が動き出して焦りますが、大丈夫です。単にBitcoin addressを生成しているだけです。数字%が100%になれば完了です。

生成が完了すると、画面にBitcoin addressとPrivate keyが表示されます。Bitcoin addressとPrivate keyの関係は、口座番号と暗証番号の関係です。画面をスクショするなり印刷(PDF)するなりして、両者を大切に保管しておいてください。

これにてBitcoin addressを取得できたことになります。

この時点で、あなたは、地球規模の広いデジタル空間で、あなただけの唯一の財布(口座)を手に入れたことになります。

(→bitaddress.org

JibangoWalletの取得

対面アナログ空間では、財布に名前が書いてなくても、実際に手に持っている人が所有者であることは明白ですが、相手の姿が見えない遠隔デジタル空間では、財布自体に名前(デジタルID)が明記されてなければ、所有者を特定できません。そのデジタルIDこそがJibangoIDであり、JibangoIDを記した財布(wallet)が、JibangoWalletというわけです。
これにより、たとえ80億人の一人一人の財布(口座)に対しても、正確にBitcoinを振り込むことができます。
JibangoWalletが世界中に普及すれば、世界中の誰もが対等な立場で金融サービスを受けることができるようになります。いわゆる金融包摂の達成です。 JibangoWalletにアクセスし、JibangoIDとBitcoin addressを登録すれば取得できます。

(→JibangoWallet

この時点で、あなたは世界中でたった1つの名前と、その名を付した財布(口座)を手に入れたことになります。

以上で準備完了です。

個人はJibangoIDを含むハンドルネーム(例:Jibango28510101002538)で一次情報を発信して、後は不特定多数の人々からBitcoinが振り込まれるのを待つだけです。

一次情報としてフリーコメントをSNSに投稿する場合を考えてみます。現状では、フリーコメントには収益が付かないので、内容は自分勝手な自己満足的なものになりがちで、全体として玉石混交のカオスの状態です。
そこでBitcoinの投げ銭による、収益をともなう人気投票が行われると、不特定多数の人々の心に響く珠玉の投稿が、カオスの中から浮かび上がってくるでしょう。 これこそが「一次情報を収益化するシステム」の効用です。

Bitcoinについて

「一次情報を収益化するシステム」では、世界中の不特定多数の人々を対象とするのでBitcoinを使うのですが、ここではBitcoinについてJibangoの考え方を述べます。

Bitcoinには資産としての面と、通貨としての面があります。Bitcoinにはリスクがありますが、それは資産として売買して損失を出すことです。しかし通貨として別の価値と交換している限り、自分にとって相対的に価値が高いと判断したものが手に入り、ましてや投げ銭の場合、すでに称賛に値する価値を得ており、その出費は損失ではありません。

次に、個人がBitcoinを扱うのに、適正な金額について考察します。 Bitcoinの総額は決まっており2100万BTCです。それを80億人の全人類で割ると、1人当たり約0.0026(2100万/80億)BTCです。 ところで、1人の人間がBitcoinの総額2100万BTCを資産として保有している状態と、80億人が1人当たり0.0026BTCずつ使用している状態と比べて、どちらが貨幣として価値が高いでしょうか?

Bitcoinを本にたとえるなら、1人の人間が世界中の本を独占して蔵書(保有)しているのと、80憶人が1冊ずつ手に取って読んでいるのを比較するようなものです。本の在り方として、多くの人に読まれている状態の価値は高く、書庫に積まれている状態は低いでしょう。

同様に、Bitcoinは多くの人々に使われている状態の貨幣価値が高く、1人当たりの保有額が大きくなればなるほど、全体としての貨幣価値が低くなります。個人がBitcoinを集めて資産として保有することは、自ら資産価値を引き下げるジレンマなのです。

まとめると、Bitcoinは通貨として投げ銭に使っていれば損失とはならず、世界中の人々が1人当たり0.0026BTC以下で使い回すことで貨幣価値が最大となり、全員がhappyになれるということです。

そうは言っても、Bitcoinを扱うのは、まだまだ敷居が高いと思われる人々が多いのは事実でしょう。そのような人々は、以下のクラウドファンディングを利用することで、「一次情報を収益化するシステム」に参加することができます。

(→クラウドファンディング)