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デジタル生産物の販売方法

デジタル生産物というのは現物が存在しない電子的な記録であり、オリジナルさえ創造すれば、全く同じものを、コピーするだけで手間暇(コスト)をかけずにいくらでも生産できるという特徴を持ちます。その特徴のため、これまでのアナログ生産物とは全く違う販売方法が求められます。
  旧来のアナログ生産物の販売方法とは、「特定の人」(消費者側)から注文を受けて、オリジナルと同等の現物を手間暇(コスト)をかけて生産し、発送し、代金は、コストに利益を上乗せした金額(生産者側が決定)を請求し強制的に徴収するというものです。コストが回収できないと赤字になります。
  一方、デジタル生産物は、まず生産者側がコピーを「不特定多数の人々」に向けて発送(発信)し、代金は各自の効用(満足度)に応じた金額(消費者側が決定)を任意に支払ってもらうという販売方法が想定されます。コストはほぼゼロなので、支払われた分がそのまま利益になります。
  要約すれば、アナログ生産物が「特定の人」に向けて仕事をして「特定の人」から義務的な支払いを受けるのに対し、デジタル生産物は「不特定多数の人々」に向けて仕事をして「不特定多数の人々」から任意の支払いを受けるということです。
  そして最後の「不特定多数の人々」から任意の支払いを受けるのを可能にする仕組みがJibangoWalletです。
  デジタル生産物の代表的なものにプログラムがありますが、LinuxOSのようなフリーウェアは、適切な販売方法が無いために、生産者であるプログラマーの無償提供が常態化しています。その結果、CentOS linux8のサポート終了のように、人類は優れたデジタル生産物を失いつつあります。
  このような損失を食い止めることができるのがJibangWalletです。JibangoWalletは、デジタル生産物に最も適した販売方法だからです。
 

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